今すごく頭が痛いけどなんとなくパソコンをさわるしかないので、Notwistというバンドに関する個人史を書きます。誰も読まんでいいような個人史。
検索ワードって見れるんですね
The Notwist
で検索してたどりつく人が結構いてびっくりしました
全然情報とか載ってなくて申し訳ないです。
個人的にとても思い出深いバンドです。再生回数はものすごいはず。
一番さいしょはART-SCHOOL戸高さんのブログ(
http://toddyphantom.jugem.jp/)の横のオススメ音楽コーナーで見て聴いてみたんですよね。懐かしい。
戸高さんブログはワタクシの原点といえる。このお方のおかげでたくさんの音楽に出会ってワタクシの救いようのないしょーもない高校生活がだいぶ充実したものに変わったのです。
思えばワタクシの音楽探りは好きなアーティストが好きなものを聴くという至ってありがちな、しかし確実な方法によってはじまったのです。
最初は多分アジカンのラジオだったです。スクールオブロック…?ここでかけられるバンドなんかをメモって聴いていました。時は2004年か。中3か。ウィーザーとかオアシスなんかを聴きはじめました。
中3の終わりに熱狂的アートスクールファンになるわけです。
初めて観たアートスクールのライブはロストインジエアーツアーの最終日かなんかの渋谷AX公演です。2005年の4月とか5月とかです。当時とても仲が良かったロック友達と観に行きました。そこでTシャツを買いました。サイズ感がよくわかってなくて人もすごく並んでいたのでとりあえずMを買ったら結構大きかったです。でもこのTシャツ今でもよく着ています。
話が逸れた…アートスクールの話はまた今度書こうっと。長くなるから。
音楽探りですが、その流れでアートスクール木下さんの「狂人日記」を読むわけです。
高校生は暇だから、さかのぼって最初の日記からずっと読みまくるんです。
そんで、木下さんが日記に書いたバンドや映画をメモするわけですね。
そういえばこの頃に映画もいっぱい観ました。高校生にしては結構観てる方だったと我ながら思う。
続いて戸高さんのファンになるです。同じ流れでブログを読んでメモしました。
今自分で自分を思い出すとほんとキモいぐらいメモって買っての日々でしたね。でも楽しかったんですね。高校がツマンナイ分知らない音楽に出会う刺激がほんとに嬉しかった。
気がつけば、なんか音楽好きぶってる高校生になってました。
で、ようやくThe Notwistにたどりつきました。
2006年かな…。高2です。タワーレコード秋葉原店で買いました、たぶん。
ビリビリとCDケースの上についてるシール(輸入盤によく貼ってある白いやつ)を剥がして聴きました。
そして大変びっくりしたのです。
メロディのメランコリック具合、当時自分がじわじわ好きになりはじめていた電子音楽とストリングスの融合、テンション低いボーカル。
総合的に全部が美しくて、泣けました。
こんな音楽が作れたら人生成功だなとか考えていた気がします。
すぐに友達に貸しました。
それからしばらくして、その、Notwistを貸した友達と二人で夏休みにイギリス旅行に行くことになりました。高校2年生二人旅で、なかなかハードだったけどすごくエキサイトで楽しかったです。
イギリスといえばレディオヘッド…トムヨークの出身大学に行く案もあったけど遠いから諦めました。
グラスゴーはがんばって行きました。滞在時間5時間とかだったけど美術館行ってモグワイの空気を感じて感動していました。
話が逸れました。
我々はロンドンでCD屋さんに行きました。場所覚えてないけどショップバックを確かとっておいてあるので探せばわかるんだと思います。
2階建てのCDショップで、2階にのぼりました。この旅ではCDを買うっていう目的もあったりなかったりでした。
しかしジャケ買いするほどの経済力はなかったので、とりあえず好きなアーティスト関連で買う感じになり、The Notwistのタブを探しました。見つけました。そこに並んでいた13&godのCDを買いました。
ロンドンの滞在先に戻った我々はその13&godのCDを少し聴いてみました。最初の2、3曲を聴いて「これは絶対良いね」って言って、なんか再生を止めた記憶があります。
実際13&godもめっちゃ良かったです。
Notwistに関する古い記憶はこんなもんかな。日常的にたくさん聴いてその度に感動していました。
2008年に
Devil You & Me が発売されますね。
こちらも本当に素晴らしいCDです。僕はなんか当時の大学生活(1年生)がしんどくて、アートスクールの「君はいま光の中に」という曲と並行して、癒されるためによく聴いていました。
暗い雰囲気の中にあったかい優しさを感じます。最悪と思えるような生活の中に差し込みます。
結論として
Notwistと出会って以降、ほんttttttっとに腹の底から愛することのできる洋楽とは出会っていない気がしています。
いや、それは言いすぎかな…わからん。
もちろん最近のリリース作品でも素晴らしいものはたくさんあるのだけれど
Notwistを聴いていると体内から喜びが生まれる感じがする。至上の音楽。
そして、人一人にとってそういうCDは、一生に1枚でも良いんですね、たぶん
ワタクシにとってそれはNotwistの「Neon Golden」「Devil You & Me」だったわけで、2枚も出会えたんだから最高ってもんです。
こんなに良いのに国内盤も出ていない(よね?)認知度もイマイチ。なんでなんだろうって思うし寂しくもあるけど、自分が聴けるのだからこれに越したことはないのかもしれません。
死ぬまでにライブを観たいバンドですけど。
来日は無理なのかな、どこに頼めばいいのかもわからないし。
自分で呼べばいいのか。
こういうことを目標に日々過ごしていけばよいね。
たまに思い出書きだすのもいいね。今家庭が結構大変だががんばろうって気になったね。
ところで「Neon Golden」にはDVD付きバージョンが存在していたのか。
http://diskunion.net/rock/ct/list/0/72213613
在庫なしになっているけど是非手に入れたいものである。